ブラックダイヤモンド☆

久し振りにブラックダイヤモンドビーズのご案内です。



今から10数年位前になるでしょうか・・・

懐かしい話ですが、

一時期”ブラックダイヤモンドビーズ”がとっても流行った時期が

ありました。



爆発的な勢いで、瞬く間に広がって、

当時100カラットのどデカサイスのブラックダイヤ

ビーズの束をあちこちで見かけたのを覚えてます。



ビーズは大きなサイズでキラキラして魅力的なのに、

中に通すワイヤーのビーズの穴が滅茶苦茶アンバランスなほど小さく、

当然通すワイヤーも細いものしか使えない、

でも、ビーズネックレスは重たい(100カラット=約20g)、

なので、ワイヤーは切れて当然、切れたら交換するのが

基本という感じでした。


その漆黒で滑り感のある独特な雰囲気の輝き方の魅力と引き換えに、

ワイヤー切れの交換メンテナンスと、不自然なワイヤーのカーブや

折れ癖が難点で仕方がないという印象でした。



それから、数年経って、当初の広がりの勢いはなくなりましたが、

定番化して”連モノ”と呼ばれるビーズ人気に徐々に移行して

いった感じがします。


今では、いろいろな天然石をビーズ形(丸)に研磨して、

真珠のように通し穴を開けて、

ストレッチゴムやステンレスワイヤー、紐(編み紐・革紐等)を通して

ネックレスをはじめ、ブレスレットやアンクレットに仕立てた商品が

沢山出回るようになりました。



一般の人でも器用な人なら、好きな組み合わせや長さで、

簡単に結んで作れることから、この連モノ人気は、一時的な

流行ではなく、既に定番化したような雰囲気です。





さて、当工房でも5-6年前は、その”連モノ”ビーズの人気に

乗っかって、ストレッチゴムを通したストーンビーズを

少量扱ってましたが、特に夏シーズンに需要が多かった印象でした。



ただ、やっぱり何だか、どうも連モノって、

ゴム通して引っ張って結んで完成!!では、

個人的には”手芸の世界”のような気がして、

正直個人的にはいつも行っている作業とは

別世界のアイテムといった感覚でした。



そこで、新たに取り扱い始めたのが、

キラキラ輝く特徴的な貴金属製(18金やプラチナ製)

のカット入りのビーズの全通しパターンでした。


こちらは、おかげさまで、

いまだに当工房では人気商品のひとつとなっています。





貴金属のカットが入ってキラキラしたミラーボール状のビーズを、

例えばネックレスの長さに仕立てて着けていると、

ひじょうに綺麗に輝き光ってくれて、

まるで、ブラックダイヤモンドのような”きらめき”に近い印象でした。



そして、この貴金属ビーズには、細いとはいえ、

普通の18金やプラチナ製のチェーンが通せてしまうということに気が付き、

ワイヤーを通したものよりも、はるかにメリットが盛り沢山なことにも気付きました。


要するに、メンテナンスから解放される・・・でした。



もちろん、大きな力で引っ張れば、チェーンを通そうが、

ワイヤーを通そうが、切れてしまうことは否ません。



ステンレスの細いワイヤーを幾重にも束ねたビーズ向けのワイヤーの

種類の中には、形状記憶とか、撚りが多い耐久性の高いものも

出回っていて、ワイヤーそのものは確かに強度はあります。


もしかしたら、細い18金やプラチナのチェーンよりも強いかも知れません。


チェーンの方が弱くね?と感じられる人も少なくないと思います。


確かに、チェーンには溶接された連結とはいえ、18金製であっても

延びるし、引っ張り強度はステンレスワイヤーよりもいくらか弱いかも知れません。


1本のワイヤーは両方から引っ張っても、同様に多少延びるかも

知れませんが、強度的には高く、そのまま途中のどこかが切れてしまうことは

ありません。




ただ、ネックレスやブレスレットに仕立てる際は、必ず止め金具に

接続することになり、その接続部分が弱いのです。




ネックレスチェーンの場合でも、トラブルのほとんどはその留め具と

チェーンの接続部で起こります。



接続部の丸カンの口(スリット)が開いたままの商品が多いので、

「チェーンが切れてしまって・・・」といって修理の依頼で預かると、

必ずと言って良いほど、丸カン部分がなくなっていたり、

口が開いて留め具から外れてしまっているものばかり。


プラチナ製や18金製の丸カン(極小のリング)ならまだしも、

シルバー製の丸カンパーツは、爪で簡単に曲がるほど

想像以上にやわらかい。



修理は丸カンを交換するなり、開いた口を閉じたり、溶接したりと、

ごくごく微細な部分のことなのに、

トラブルの元がほぼこの接合部分(連結部分)に集約されている印象です。




一方、ワイヤーの方はというと、前述通り

1本の状態での強度自体は全く問題ないですが、

これを折り曲げて留め具に接続させると、途端に弱くなります。


針金を道具無しで切る際、よくグニャグニャ曲げたり捩ったりを

繰り返すと指の力でも簡単に切れますよね。




結構な太さの針金でも折れるわけですから、

どんなに束ねて作られたワイヤーでも、

折り返した部分というのは案外弱いです。



では、ただ一度だけ折り返しただけなのに、

そんなに簡単に切れるのか?って話ですが、


そう、作る側は着けることには興味が少ないですから、

自分で長い期間試着して、様子を見るなんてことはしない傾向が

あります。



そもそも、ジュエリーの職人さん(作る専門)の人って、

ファッションとか、デザインとか、まったく興味が無い

どちらかというと技術肌の人が多い印象です。



つまり、製作品の商品が完成したばかりの状態が

全てのゴールといった感覚です。下請け業成りの

業態が多くて、製作して販売会社に卸売りしたら、

責務は終了です。要するにお店に並んだ新品の

状態が全てです。(販売している人も、その後のことには興味が

無い人が多いかも知れません。売るのが目的ですから)





また、当然仕事では器用という領分を超えて、”器用さの二乗位”

手先が自由自在に動く人が多いわけで、

仮にネックレスを首の後ろに手を回して留め具を開いてキャッチに

取り付けるなんて芸当は、どんな仕様の止め金具でも、

簡単に出来てしまいます。




ところが、一般のお客様・ユーザー様の方は、器用な人ばかりではない。


簡単な留め具でも、後ろ手に回してネックレスチェーン等の止め金具を

見えない状態で、すんなりと着けられる人は、それほど多くない。


なかなか位置がつかめず、止め金具のAとBを指先につまんで、

いつまでも、”ごにょごにょ”っとやってる人も少なからずいらっしゃいます。



そうなんです。この”ごにょごにょ”と、力の入った指先に止め金具を

つまんでる瞬間、同時に接続部分にもいくらか負荷が掛かっているんですね。



ワイヤーの折り返した微細な部分にも当然影響が出るわけで。


そして、それを毎日気に入って着けたり外したりしていれば、

いずれは、知らないうちに負荷が掛かっていた接続部に

金属疲労が起こって、いくら強いワイヤーでも切れてしまう・・・・


これが、現実だと想像します。



ところが、このワイヤーの折り返し部分や何らかの接続部分ではなく、

チェーンの一コマの輪っかと、丸い小さなリング・・・すなわち丸カンの

組み合わせだと、同じように止め金具周辺に着け外しの際の

負荷が掛かったとしても、

ワイヤーのような使用頻度による脆弱さはありません。




こういう、物理的でない・理屈でない普段の使用に関しての”雰囲気”

って案外重要だったりすると思います。


実際、作っている職人仲間にも、お客様にも、チェーンの方が強いの?

ってよく聞かれました。


細身の女性向けのネックレスチェーンって、よく扱っているのですが、

両方持って、手の力でそのチェーンを切ることが出来るか、

何度か試したことがありますが、持つ指の方が痛くなって、

そうそう途中から切れることはありません。


もちろん、小さなお子さんを抱っこして、

もしネックレスを持たれたら(引っ張る)場合によっては切れることも

あるかも知れませんが、おそらくはチェーンの途中から切れるではなく、

止め金具部分で破損してしまうと思います。(中には切れる場合もあり)



また、当工房ではアズキ型のチェーン(丸アズキ・カット入り角アズキ)を

お勧めしていますが、その理由はネックレスにしろ、ブレスレットに使うにしても、

チェーンの中ではキヘイチェーンと同様に、リング状のコマを連続させた

チェーンというのは強度が高いからです。


他にポピュラーなチェーンには、ボールチェーンとか

ベネチアンチェーンといった

デザインチェーンが存在しますが、そのどちらも拡大して見ると、

ひじょうに細い薄い脆弱なサイズ・形ということが分かります。


特に女性ものだと、細過ぎてよく見えない部分でもありますが・・・


ボールチェーンは強めに引っ張ると、意外と簡単に

どこかの連結部がすっぽ抜けます。

ベネチアンチェーンは、四角いブロックが連結したように見えるのですが、

細かく見ると、すごく薄っぺらいパーツの連続ということが分かります。


ハーフラウンドのチェーンも、一見アズキチェーンのように、

リング形状が連続したものですが、ハーフラウンド・・・すなわち

半円状(丸い無垢材の半分の薄さ・または中空なんていうのもあり)、

細くても、無垢材の丸い断面の半分が甲丸(ハーフラウンド)ですので、

理屈で言えば、丸い無垢材の半分の強度ということになります。



人気の某ブランドでもよく見受けられるハーフラウンドチェーンは、

以前、修理のご依頼がひじょうに多くて、そのほとんどは、

寿命といった印象のものでした。



ええ~チェーンって寿命があるの?ってことなんですが、

シルバー製のチェーンは、特に細いものに限っては

チェーンの接続溶接部の経年劣化が起こります。


なので某ブランド製のハーフラウンドチェーンで、シルバー製のものは、

一度チェーンの途中で切れてしまうと、他のどこかの部分も、

いつ切れてもおかしくない状態のものばかりでした。



要は消耗品です。



ところが、シルバー製の国産メーカーのノーブランドのチェーンで、

同様のものが数千円位のものなのに、ブランドのタグが付いて、

付加価値が付くと、なん万円もするものだから、

銀製のチェーンの本来の価値を知らない人からすると、

なん万円で買ったものが壊れたら、当然修理したいと願うのも

当然です。




そこで、預かって修理しても、結局また別の箇所でブチブチと

切れ出すから困りものです。


でも、一旦修理(溶接して切れた部分を繋ぎ直す修理)を受けてしまうと、

お客様は、また壊れてしまったらと、修理した所(人)に責任があると

感じてしまう。


でも、修理作業する立場では、寿命だし、買い直した方がよっぽど

良い(数千円位のものだから)と思うし、

ところがブランド品だとそれが高価なものだから、

冗談じゃないと感じてしまう・・・修理作業を受け持ったのは、

そちらでしょう!ってなことにもなりかねない。


そう、金属製のものでも、経年劣化は必ず起こるし、それがどれ位な

ものなのかも、よく分からないのが現状です。


ということで、ジュエリーって作って完成してから、

その後のことも頭に入れておかないと、

何かとトラブルが起きて、作り手に悪意や故意がなくても、

ユーザー様の印象が悪くなってしまうことが多い代物かも知れません。

特にネットの写真だけで判断して購入される場合(通販)は、

購入側が理解してジャッジする目を養わなければならないことも確かです。

販売してる方は、多数売れているものなら、

そのうちのたった1つにクレームがあっても、

神経質だという判断しか出来ないこともまた事実だったり。



そうした視点から見ても、一世風靡したのに流行りが突然消沈した

今回の題材のブラックダイヤモンドビーズも然り、

漆黒で独特の魅力は抜群だったのに、

ネックレスに仕立てるには重たい割りに細いワイヤーしか通せずの

代物だったのが原因で、切れてバラバラ粉々、ワイヤーは定期的に

メンテナンスしないと不自然にジグザクに折れ曲がったまま、

せっかく高額で買ったのに、放置されてしまったものばかりの

結末だったのかも知れません。



それが、最終的にビーズの穴径が広くなり、

ワイヤーなら軽く3本は通せる、

しかも細身とはいえ、チェーンも通すことが出来るとなったら、

これは買い以外なにものでもありません。



そして、今回残念ながら、その穴径が大きく、しかも石の質も

良くて、ミラーボール状に粒揃いにカットされた理想のブラックダイヤが、

最後の1点ともなれば、強くお勧めするのは当然のこと。



有難いことに、掲載してすぐに、ネックレスの方はご成約頂きましたので、

売り切れです。




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⭐️ブラックダイヤモンドビーズ✨ ⭐️インナーにチェーンが通る穴径の広いタイプ ⭐️最終入荷4mm径約22ct.18cm✨💎✨3mm径約35ct.40cm✨💎✨各一点限り😍 ⭐️ブレスレット向け4mm径は、止め金具付けて20cm前後までお仕立て可能です👌 ⭐️ネックレス向け3mm径は、同じ3mm貴金属ビーズと止め金具を追加して50cm程度まで素敵なきらめきのまま延長可能です👌またはシェアしてペアでブレスレットにお仕立ても可能です💯💕🎶 ⭐️輸入最終品、チェーンが通る希少で高品質なミラーボールカットのブラックダイヤモンドビーズ、ラスト一点ずつと聞くと欲しくなりますね😍🎉ビーズのみの単体価格はブレスレット用4mmが18万円(まだ👌2/3現在)、ネックレス用が19万円(🙇ご売約済み🙏)/巷じゃ30万円~50万円~中には100万円超えなんていう破格値もあったり.nnn😂 ⭐️この二点は各ダイヤビーズをベースにして止め金具やインナーチェーン他、ダイヤモンドを飾ったミニチュアエタニティー、星のキャッチパーツなどホワイトダイヤモンドを飾ったジュエリーパーツ(18K or Pt900)など様々な組み合わせを施したゴージャスなブレスレットやネックレスにお仕立て可能です👍️完成品予算帯は20万円~/23万円~仕様により変動 ⭐️仕様など詳しい内容はお問い合わせ下さい📞🎵🙏😆ミラーボールカットの18金ネックレスやブレスレットもご好評につき、こちらは常時お好みの仕様で各アイテムにお仕立て、プラチナ製/18金製にてご注文承っています👌 #ジュエリー #ブラックダイヤモンド #ビーズ #ブレスレット #ネックレス #工房 #アイボリータワー #東京 @ivorytower.jewelry

工房アイボリータワー☆上野御徒町☆さん(@ivorytower.jewelry)がシェアした投稿 -







あと、一点、ブレスレット向けの4ミリサイズのブラックダイヤビーズ、

18cm分だけで終了となります。


こちちらの4ミリサイズの方は、インナーに18金製のチェーンを

通して、止め金具も含めて全長20cmほどの長さにお仕立て可能です。

手首の一番細い部分、手首周辺で骨が出っ張った部分の肩側の

一周実測サイズで、19cm前後の人(男性の中ではガッチリ系)

まで着けられるサイズになります。(手首サイズ+約1cm)


もちろん、手首の細い人でも、短めに調整してお仕立て可能です。


ブラックダイヤモンドビーズブレスレット、最終一点限り、

この機会に是非ご注文お待ちしております。良品です。





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