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zoom RSS 不要な金製品やプラチナ製品について

<<   作成日時 : 2017/09/07 12:45   >>

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最近、続けて別々の方から、使わなくなったジュエリー製品を処分して、

何か別のものを作れないかといったお問合せ頂いたので、

その活用方法についてご案内させて頂きます。



服でもバッグでも靴でも、気に入って購入したけど飽きたとか、

プレゼント等でいただいたもので、

残念ながら実は好みじゃなかったとか、

そういったことがあるように、

全く着けないジュエリー製品をどうするか?

というお話です。




その人の感覚・価値観・考え方でその行く末は決まると思いますが、

一番は、そのまま大事に思い出として大事にしまっておくか、

または、時期が来たらとか、タイミングをみて、どなたか親しい人に差し上げる・・・


多分、これが正直なところ正解なのかなと思います。



二番目の選択肢としては、使わない着けない好みでないままにしておくには、

もったいない・・・

持っていても仕方がない・・・というのなら、

せっかくですから、お持ちのジュエリーを”地金価値”として売却して、

旅行に行かれるとか、別のものを買われるとか、

美味しいものを家族と一緒に食べに行くとか・・・でしょうか?



ちなみに、今日現在の金やプラチナの1グラムあたりの値段はというと、


http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/

↑こんな感じの相場値段です。

*買う時と売却する場合の値段は当然異なります。



ここで、注意したいのは、18金は純金の75%、

プラチナ製品は大抵の場合、900とか950ですから、

それぞれ90%/95%、

貴金属相場の値段に割合%を掛けないと、正確な金額は把握できません。




つまり、それぞれの貴金属相場金額の7割だったり、9割だったり

ということになります。


さらに、ジュエリー製品の場合は、

溶接などを駆使して、様々な工程や加工を経て完成品になっていますので、

金やプラチナ以外の金属が混ざっている場合が多く、

そうした理由で相場の価格帯よりもさらに低くなってしまったり、

ダイヤモンドをはじめ、宝石などが飾られていて、

正確に重さが量れなかったり、

取り外してから地金商に持ち込まないと、売却できない場合もあります。




実際に売却しようとすると、上記のようないろいろな面があって、

一般の方が不要なジュエリーを地金商に持ち込んだり、

街場の買い取り屋さんに持ち込んでも、

単純に重さが何グラムだから、今日の相場と照らし合わせても

残念ながら予想した金額に達しないという事も多いような印象です。




当工房では、”買い取り”という業務は行っていませんが、

何か工房のオリジナルジュエリーの製作のご依頼を頂いた場合のみ、

お手持ちの不要なジュエリーの売却のお手伝い(地金商のご紹介)を

させて頂いています。参考まで、お客様所有の品で手数料を取るような

事は一切ありません。

何か作りたいものの地金材料の”足し”になればという考え方です。



何かと、不明瞭な貴金属ジュエリーの世界ですが、

現実は、ジュエリーすべて、

重さが基準で売却価値(値段)とみなされているのが実情です。


ご自身の持ち物だったものを、売却してみてはじめて

その本当の価値に気付く方も多いのではないでしょうか?


買ったときはずいぶん高かったのに、

いざ売却処分してみたら想像をはるかに越えるほど

安かったと知ったら、きっと残念に思うことでしょう。

当工房では、そうしたことを懸念して、出来るだけ

作品に価値が残るように価格設定に気を付けています。

安売りとまではいかなくても、良心的な価格でのご案内

が、信頼される源にもなるように思います。



さて、話が少し逸れましたが、連続してお問合せ頂いた中に、

お持ちの18金製品そのものを融かして、

別のアイテム(リングとかペンダントとか、

ブレスレット)に作り替えられないか?というご質問がありました。



答えは、ノーです。

出来ません。




先ほど、触れましたように、純粋な金以外、他の金属が混ざって

作られていることが多いジュエリー製品ですから、

お手持ちの貴金属をそのまま融かして、別のもの(形)を作るには、

作る工程で弊害があって、綺麗に作れないといったところでしょうか。



例えば、一度作ったデミグラス味のハンバーグを、味の異なる和風しょうゆ味の

ハンバーグに作る替えてくれと言われたら、料理する人はどうしますか?


お肉(ひき肉)自体は、一度焼き上がってますし、味を替えるとなると、

いったんソースを水で洗い流しますか?


さて、そんな風に味を替えたハンバーグ、

一体どんな風になるのでしょうか?



少し例えが極端かも知れませんが、実際こんな感じの印象です。



では、どうすれば良いか?


食材の場合は、仕方がない、そのままデミグラスソースは、

別の人に食べてもらって、

一からまた新しく作り直すのが一番ではないでしょうか?




そう、残念ながら、そのものを何かにそのまま変えたいという

気持ちは察せるけど、いったん、持ってる地金を売却して、

それに見合った、新しいフレッシュな地金(純金)を購入して、

作りたいものを作る。


これが正解なのかも知れません。



もしも、同じような依頼をされた作り手が、

「ではお手持ちのジュエリーの地金を融かして、

別のものをお作りしましょう」」と

囁いたとしても、

もしかしたら、いったん売却して、また新しい貴金属地金に買い換えて、

作っているのかも知れません。(融かして、製作する場合ももちろんあります。)




また、製法上、立体造形のデザインなど、

鋳造製法の工程を経て作られたものでしたら、

小さな工場で、鋳造工程まで行って製作している場合以外は、

まず、古いジュエリーの地金を融かすことはしません。


先ほどのハンバーグの例えのように、加工上の弊害があります。



当工房でも、不要な地金をそのまま融かして、

新たに、別のもの(形)に作り替えることは行っています。


でも、それはシンプルなデザイン、例えば平打ちの指輪とか、

バングルとか、まっすぐなシンプルなクロスペンダントとか、

単純な四角いベルトバックルなどです。


弊害は、作っている最中には気づかないのですが、

最終仕上げ、磨き作業で露見してくる場合が多いです。


つまりは、表面の状態が綺麗にならないということに尽きます。

もちろん、それをご承諾の上で、シンプルな形のものに変えるのでしたら、

まったく問題なく、有り難く快諾させて頂きます。



でも、大抵のお問合せの場合は、鋳造製法に適したデザインものに

作り替えたいというご質問がほとんどです。

シンプルなものは嫌だと言われると、もうどうしようもありません。



そのまま融かして、その金属を生かしたい気持ちは十分理解できますが、

もしも、そう思われる人が、もしも僕と同じように、ジュエリーを作れるとして、

同じことを依頼されたら、おそらくハンバーグの味替えと同様、

返事に困ると思います。



想像するに、お持ちの地金を売却してしまう行為に、

おそらく抵抗があるのだと思いますが、

もしも、それがジュエリーのような”もの”ではなく、単純に現金だったら、

その利用に迷いはないでしょう。



金(きん)も昔は、そのままがお金(金貨・通貨)でしたから、

それが18金製のジュエリーとかチェーンだったとしても、

”お金”と変わらない感覚として捉えてもありなんじゃないかなと思います。




価値観は人それぞれ、考え方・捉え方もまたそれぞれ、

”人さまの思い出”を察するには足りないかと思いますが、

有効活用したいと思われるのなら、

躊躇せず自分の希望に叶ったものに換えることを考えるのも、

また”賢い選択”なのかも知れません。



願ったり、叶ったり・・・



それにしても、当工房のジュエリーの中の何かに

作り替えたいと感じてお問合せ頂けるのは、作り手として嬉しいかぎりです。


ブログをご覧頂いて、工房で製作しているジュエリーに

ご興味を持って頂いて感謝です。



___________________________________


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ですが、ブログ掲載のこれまでの作例加工例をご覧頂ければ、
当工房の仕事の内容がご理解頂けると思っております。
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